しかけ絵本(飛び出す絵本)ご紹介シリーズ6回目は・・・
つないでパズルえほん あかちゃん どっち?
2009年9月21日初版
作/わだことみ 絵/いちはらじゅん
発行所/株式会社小学館
印刷・製本所/大昭和紙工産業株式会社
価格:945円(税込み)
これはベビーカーでグズる次男に衝動買いした本(^^;
夫がテレビで「赤ちゃんの頭脳ってスゴイらしいで!(この本と似たような仕掛けで)TVで実験してた!」というので、結構期待して購入。
(もうカジッてやぶってボロボロですが・・・)
左ページのニワトリと卵の形のピースが外れるようになっていて、2個のうち1つにひよこが隠れています。
赤ちゃんと「どっちかな?」とあてっこ遊びをする、というもの。
あてっこ遊びの後は、自分でピースをおかたづけ!と裏表紙に書いてあるのですが、次男には現段階でまだ上手く型に併せてはめることは困難です。
また、本から外したピース(11個)をつなげて遊んだり、右ページに小さく棒状に空いた穴にピースを差し込んで遊ぶこともできるらしい。
夫がテレビで見たという実験は、予めコッチに■、あっちには●、という風に赤ちゃんに設定を見せておき、その後あったはずのものを隠してみせると、赤ちゃんが「アレ?」という顔をする、という。
赤ちゃんでもちゃんとしっかり観察して記憶している、というのだ。
うちの子の場合、ポコポコピースをやみくもにひっぺがしてはポイっ!!
ひっぺがしてはポイっ!で、全ページはがしたら見向きもしなくなって・・・(><;
「こりゃ失敗だったね
」と最初は夫と落胆したのですが、なんのなんの。
毎日この“ひっぺがしてはポイ”を必ずするようになり・・・
必ず本棚の前に行くと、毎回本にピースはくっついていないかチェックし、一枚でもくっついていたらポイッ!!
何度くっつけても、(よこせっ!)とばかりに本を奪い取り、せっかくはめたピースを全て引っぺがすのだ。
何がカレをそうさせているのかは不明だが、とにかくこのひっぺがされたピースがあちこちに散乱するのが難点
気づけば何枚かない・・・なんてのはしょっちゅう。
本(ページ)自体が柔らかな発泡スチロール?みたいなのに、厚紙を貼り付けたような素材なので、何でも口に入れる時期の息子にはたまらないみたいです。
もぅどのピースも歯型だらけ!そしてヨダレでゆるんだ厚紙をこれまた引っぺがすっ!
うーん、本来の正しい遊び方はまともにはできないのですが、独自の楽しみ方で毎日必ず開く本としては、まずまず買って良かったかな・・・という感じです。